
肌寒い季節になってくるとそろそろやってくる、インフルエンザの流行時期。今年は○○型が流行るだとか、予防に効果的な方法はこれだとか、毎年ニュースなどで必ず話題になりますよね。インフルエンザの予防接種も合わせて話題になりますが、一体どの時期にするべきなんでしょうか?効果がある時期に接種したいですよね。
感染力が強くて症状も辛いインフルエンザ、きちんと予防して冬を元気に乗り切りましょう!
この記事の目次
インフルエンザにかかるしくみって?
まず、どうやったらインフルエンザにかかるのかを知ることが予防の第一歩です!
インフルエンザウイルスとは
インフルエンザウイルスは球状のような粒子で、大きさは直径20~300nmと非常に小さいです。ウイルスの表面はエンベロープと呼ばれる脂質の膜に覆われていて、その膜には2つの突起あります。これはヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)と呼ばれます。ウイルスの膜には膜蛋白質2(M2)が埋め込まれていて、ウイルス膜は膜蛋白質1(M1)により裏打ちされることで形態を保っています。粒子の内部には、ウイルスの遺伝子であるRNAが8本に分かれて存在し、RNA分節は核蛋白(NP)、ポリメラ-ゼ(PA、PB1、PB2)とともに複合体を形成しています。この複合体が膜の裏打ち構造であるM1と結合することで安定化しているのです。
専門的で難しい話になってしまいましたが、よく言われるインフルエンザの型はこのNPとM1の抗原性の違いによって決まります!
インフルエンザの3つの型とは
インフルエンザウイルスはA、B、Cの3つの型に分けられ、それぞれ特徴を持っています。
A型インフルエンザ
毎年冬に流行を繰り返します。人間に感染するインフルエンザの原因の大部分を占めています。内部での変異型が多く、ワクチンを接種しても世界的な大流行を起こしやすいとされています。A型インフルエンザウイルスに分類されるものでも人間に感染するものは少なく、残りは水鳥などの野生生物に感染します。鳥インフルエンザもA型です。
B型インフルエンザ
A型に比べると流行の規模は小さくなります。世界的・地域的な流行を毎年繰り返しますが、B型は遺伝子がかなり安定していてウイルスに対する免疫はA型よりは長く持続すると言われています。人間だけに感染します。
C型インフルエンザ
あまり耳馴染みがないかもしれません。病院でインフルエンザの検査といえば大体A型かB型です。季節によらず4歳以下の小児に感染します。ほとんどが乳幼児期に感染するが症状が現れないことも多いと言われています。C型は遺伝子がほとんど変化しないので免疫は長期間に亘って持続します。人間だけに感染します。
こうしてインフルエンザに感染する!
インフルエンザの感染経路は3種類に分けられます。飛沫感染、接触感染、空気感染です。
飛沫感染
大半は飛沫感染によります。感染した人のくしゃみや咳には多くのウイルスが含まれ、感染者との距離が1.5mほどだと、ウイルスを直接吸い込んだり鼻や目などの粘膜にウイルスが付着して感染する可能性が高くなります。くしゃみは咳の約20倍のウイルスを飛散させるといわれています。しっかりハンカチなどで口を塞ぐのがエチケットですね。
接触感染
電車やバスのつり革や手すりなど、飛沫したウイルスが付着した物に触って、ウイルスが付着した手で自分の目や鼻や口を触ることにより粘膜からウイルスが感染します。公共交通機関に乗った後などは必ずよく手洗いしましょう。
空気感染
飛沫から水分がなくなり、細かい粒子となって空気中に浮いているものを飛沫核といいます。 飛沫核に含まれるウイルスは、低温で湿度の低い状況では長時間感染性を保ち続けます。こんな条件の狭くて気密性の高い空間に感染者と一緒にいると、空気感染を起こすことがあります。湿度管理だけではなく定期的な換気も必要なのです。
インフルエンザの予防法
流行時期
季節性のインフルエンザは例年11~12月頃に流行が始まり、1~3月にピークを迎えます。しかし新型インフルエンザウイルスはこの限りではありません。5月から感染者が確認されはじめて夏以降に患者が爆発的に増えたケースもあります。保健関連のニュースに気を配っておきましょう。
予防
少しの心配りでインフルエンザの予防は可能です!
マスクの着用
マスクは、くしゃみや咳の飛沫が、周囲に飛散するのを防ぐ効果があります。小さなインフルエンザウイルスですが効果は絶大です。感染していない人が予防的にマスクをすることで飛沫感染を防ぐ、手で鼻や口に触れる機会を減らす、鼻やのどを乾燥や冷気から守るといった効果もあります。
うがい
うがい液を使って、喉全体にいきわたるようにしっかりうがいをします。
正しい手洗い
帰宅時、食事の前、トイレの後は石鹸で指先・指と指の間までしっかり手を洗いましょう。インフルエンザウイルスは石鹸など界面活性剤の効果で落ちやすくなります。また、手洗い後に速乾性の消毒用アルコールスプレーを使うとさらに安心です。
湿度
空気が乾燥していると、のどの粘膜の防御機能が低下してインフルエンザに限ら風邪をはじめとした呼吸器の感染症にかかりやすくなります。またインフルエンザウイルスは相対湿度50%で生存率が急速に低下するとされています。冬場の空気は乾燥しやすいので加湿器等でしっかり湿度を保つようにしましょう。部屋の換気も忘れずに行いましょうね!
免疫力を強化する
栄養バランスのとれた食事や良質の睡眠で自分の免疫力を強化してインフルエンザや風邪などから身を守りましょう。ビタミン類を意識的に取るようにするのが良いでしょう。
ワクチンの接種
インフルエンザウイルスの抗原を接種して免疫をつける方法です。接種後効果が現れるまでに約2週間かかり、約5ヵ月続くといわれています。12月下旬~3月上旬の流行期に備えて12月上旬に接種することが推奨されています。免疫力の弱い子どもやお年寄りなどは2回接種するのが通常です。毎年流行の型を予測してワクチンが作られます。注意したいのは、ワクチンを接種したからといってインフルエンザにかからないわけではないということです。しかし、もしかかっても重症化を防ぐことが出来るので接種が推奨されています。
もしインフルエンザにかかったら?
何事も100%防ぎきるのは難しいものです。もしインフルエンザを疑ったら、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。安静にして睡眠、水分を十分に取ることを基本として薬を出された場合は決められた通りしっかり飲むこと、感染拡大を防ぐためにも無理して仕事や学校に行かないようにすることが重要です。インフルエンザはウイルスですので、細菌を対象とする抗生剤は効きません。体内のウイルスの増殖を直接抑える薬としての抗ウイルス剤で治療を行います。インフルエンザウイルスは体内で急激に増殖する特徴があるので、症状が出てから48時間以内に治療することが必須条件となるのです。
まとめ
インフルエンザウイルスの特徴から対策、対処法までをまとめてみました。予防接種だけでなく、いかにウイルスを体内に入れないようにするかがポイントになってきます。接種時期は早すぎもせず遅すぎもしない12月上旬が効果が期待出来お勧めです。寒くなってくると風邪などもひきやすくなる季節です。毎日元気に過ごすためにも、しっかり予防していきましょう!
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