
結婚式の受付では、一般的には遠方の人への依頼は負担が増える等でNGとされています。
しかし、実際のところは、どうしても頼む人が遠方のあの子しかいない!そういった事態も多々見受けられます。
今回は、どうしても受付を頼む人が遠方の人しかいない人向けに、ベストなタイミングや未婚の人に頼んでもいいのか?または既婚の人に頼めばいいのか回答致します。
親しい間柄なら、遠方でも配慮さえきちんとしていれば、距離は気にしない人が多いです。
この記事の目次
結婚式の受付が遠方の人しかいない人必見!依頼する時期は?
お願いするときに、最初に気を使うときが依頼するときですよね。
依頼するタイミングを逃してしまうと、親しい友だちでもいい思いはしません。
ベストタイミングをお伝えします。
最低でも1ヶ月以上前に
検討に検討を重ねた結果、結婚式の受付にふさわしい人が、遠方の友達だった場合、依頼してもOKなんです。
一般的には、遠方の友達は負担額が増えるからなるべくしないほうがいいとされていますが、実際のところ親しい間柄であれば、遠方の友達もそれほど気にしていません。
むしろめでたいことに関われるので、嬉しいと思っている人のほうが多いです。
ただし、遠方の人に依頼する時期には絶対気をつけましょう。
最低でも1ヶ月前には、依頼を終えておくといいでしょう。
余裕をもって、1ヶ月と半日までにはやってほしい旨を伝えておきましょう。
結婚式の受付を頼むなら未婚か既婚か
結婚式の受付で、依頼する人に多いのが未婚か既婚かです。
実際はそれほどこだわる必要はありませんが、ただし忙しい人は止めておきましょう。
忙しい人は下記のとおりです。
こだわる必要はありませんが、既婚で妊娠している人や子育てに忙しい人はNG
未婚か既婚かについては、特にこだわりはありません。
ただし、既婚の友達に依頼するときには注意が必要です。
相手が子育て中だったり、妊娠したばかりだと立ち仕事ばかりなので、負担が大きくなります。
既婚者でも、お子さんが中学生とかある程度終えている人に頼みましょう。
未婚の場合は、それほど気にする必要はありませんが、立ち仕事が多いのであまり腰に負担がある人には止めておいたほうがいいでしょう。
特に椎間板ヘルニアを持っている女性も増えてきているので、依頼する際は腰が大丈夫かも合わせて確認しておきましょう。
依頼する時期と依頼する人はクリアしましたね。
では、次にどのように依頼すればいいのかを説明します。
人間関係を崩さない!遠方の人に結婚式の受付の依頼の仕方のポイント5つ
結婚式の受付の依頼ごときで、人間関係を崩したくないですよね?
遠方の人に依頼する際には以下の5つをしっかりしていれば大丈夫です。
ポイント1:相手には直接出向く
ポイントの1つ目は、相手に受付を依頼するときには出来る限り直接会って頼んでお願いしましょう。
相手が承諾してくれたら、以降の話し合いはLINEやSkype、Web会議等なるべく顔を出して行いましょう。
最低でも最初の頼むときにでも、友達のもとへ出向いたほうがマナーがしっかりしていると思われ成功率も上がります。
ポイント2:出向いた際に受付の仕事を大まかに説明する
ポイントの2つ目は、出向いた際に受付の仕事を大まかに説明することです。
やはり、遠方の人は時間が取れる率がどうしても下がってしまうので、承諾してくれたらすぐにどんなことを受付でするのか説明してくれると助かります。
更に具体的な仕事内容は、LINEやSkypeでPDFファイルにして送ると喜ばれます。
ポイント3:結婚式の集合時間が早くなる旨を伝える
ポイントの3つ目は、結婚式の集合時間が早くなることを伝えておきましょう。
当日、ミーティングを行うケースがほとんどなので、きちんと早くなる理由を説明した上で大丈夫かどうか聞いておきましょう。
また、無理な場合は宿泊費にもつながりますが、ホテルを手配して相手にやりやすいように設定することも忘れてはいけません。
ポイント4:交通費・宿泊費の負担はどこまでするのか
ポイントの4つ目は、交通費や宿泊費をどこまで負担するのか話し合いましょう。
遠方の人にどうしても頼む場合は、交通費または宿泊費の負担はマナーです。
全額負担するのか、予算的には厳しければ半額でキリのいい数字にするのかこの段階で決めておきましょう。
ポイント5:もし、交通費を出さない場合はご祝儀を辞退する
最後のポイントは、話し合いの末どうしても交通費を出せない場合は、お礼としてご祝儀を辞退してもらいましょう。
遠方からわざわざお越しになる友人に、更にお金を出させるのはマナーに反します。
交通費を出すのなら、ご祝儀をもらっても大丈夫です。
正式に受け付けが決まったらすること
5つのポイントで、正式に結婚式の受付が決まれば、配慮するためにもやっておくことがあります。
主にやることは3つです。
仮に宿泊費や交通費を出さないならば上の1個だけでもやっておきましょう。
招待状とは違う色の紙で集合時間を記載
招待状とは別に色の違う紙で受付の再度お願いと、集合時間を記載しておきましょう。
再度お願いすることで、マナーがある人だと思われ信頼度も上がります。
交通費を出す場合も、出さない場合も招待状を出すときには必ず行いましょう。
以降、交通費や宿泊費がいる人のみ必要です。
新幹線のチケット(往復)を送る
友達の予定を確認しておき、新幹線のチケットを送りましょう。
人によっては、飛行機がいい場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
宿泊するならホテルを手配する
次に、宿泊する場合はホテルを手配しておきましょう。
恐らく披露宴の出席ともあらば、帰りが遅くなってしまいます。
その時間も含めて、無理があると判断したならばホテルに泊まってもらいましょう。
新幹線なら、新幹線から近いホテルに、飛行機ならすぐ乗れるホテルに相手の都合に合わせて選びましょう。
もちろん、事前確認は書かせず行ってください。
最後に、遠方に依頼した人のお礼の相場についてです。
遠方に依頼した人のお礼の相場
受付の仕事も終われば、最後はお礼だけです。
遠方の人には、お礼としては交通費を全額支払うか、ホテルの手配を含めての額を出すのが一般的です。
予算が厳しければ、キリのいい数字を出します。
どうしても交通費が出せない場合はご祝儀の辞退もお礼としては十分です。
交通費や宿泊費を含めて2~3万
遠方の人へのお礼の相場は、2~3万が一般的です。
一般的には5000円と言われていますが、高い理由は交通費や宿泊費があるからです。
遠方ともなると、どうしても結婚式場まで来る費用が高くついてしまいます。
最低でもプラス2~3万は予算に見ておきましょう。
予算が厳しいなら半額程度でもOK(キリのいい数字が喜ばれる)
予算の結果、どうしても厳しい場合は新幹線や飛行機代の片道代(半額)だけでも喜ばれます。
お車代を出すときに、ありがとうございます。額が少ないですがお車代としてお使いくださいと渡すだけで十分です。
もし、半額も出せないようならご祝儀の辞退でも可です。
ケチっていると友達にも思われないようにしましょう。
まとめ
今回は、結婚式の受付に遠方の人に依頼するときはどうしたらいいのかを中心にしました。
基本的にどうしても遠方の人しかいない場合は、依頼してもOKです。
ただ、依頼する際には、未婚でも既婚でも大丈夫ですが、妊娠中だったり、子育て中で忙しい人は対象から外しておきましょう。
また、遠方からわざわざお越しになるので、予算に交通費や宿泊費をこめてプラス2~3万は見込んでおきましょう。
お礼は、車代として出すのが一般的で事前に飛行機や新幹線のチケットを送るのがマナーです。
が、難しい場合は当日渡しても大丈夫です。
どうしても予算が厳しいときには、片道代は出すように心がけしましょう。
それでも無理な場合は断ってから、ご祝儀は辞退してもらう配慮はしましょう。